お久しぶりのカズです。
ラオスの風、DVDに沢山の注文を頂き、本当にありがとうございます。
そして、本当に申し訳ないのですが、七月の発売予定が非常に遅れてしまっています。
これは編集を担当している私、カズの被災地等での活動が増えてしまったことも原因の一つなのですが、現在、特典ディスクとして、6月に静岡県島田市のカフェ・チャールストンで行われた田中優さんと僕のトークセッションが追加されることになったため、その作業に追われています。
*詳しくは『6月11日、チャールストンで開催された田中優さんトークライブと、掛井一徳さんとのトークセッション』
『震災で分かったこと・これからの日本』
http://charleston.eshizuoka.jp/e767532.html
震災や、原発の問題が起こった今の状況を考えると、ラオスへの国際支援や、持続可能な社会への探求をテーマにしたDVDだけでは訴える力が少ないのではないかということと、僕自身がチャールストンでの田中優さんとのトークセッションで、ラオスへの支援について振り返って語れていることから、ラオスのDVDと関連性の強いのではないかと考え、特典ディスクとして追加されることになりました。
楽しみに待っていてくれている方には本当に申し訳ありませんが、出来るだけクオリティーの高いものをお届け出来るよう、新しいスタッフを加えながら頑張っております。
発売のめどがつきましたら、HPやこちらのブログでお知らせをいたします。
もうしばらくお待ちください。
とか言いつつ、実は僕は今、上海にいます。
GreenDropの仕事ほったらかしたままで申し訳なかったんですが、中国の雲南省を巡り、昨日やっと上海に帰ってきました。
雲南省ではチベット人のお家に泊めてもらい、またこれまでの中国人のイメージとは違う優しさにも触れることも出来て、とても有意義な旅だったと思います。
僕の泊めてもらったチベット人の村は、シャングリラという観光地から十数キロ離れたところにあり、個々の家は日本人の感覚からすれば、とても巨大な伝統的建築物でした。
庭には牛が数頭放し飼いにされていて、外に出ようと門を開けると、どこの家のモノか分からない子豚がすれ違い様に入ってくるという感じ。
二階に薪ストーブと調理台が合体したような暖 炉があり、その周りに家族が集ってご飯を食べたり、とても暖かな雰囲気でした。
朝になると子ども達は学校や幼稚園に行き、大人達は山に山菜を採りにいったり、村の前にある製材所(?)にいったり、牧畜にいったり、ヒッチハイクで街に仕事にいったりと、それぞれが出かけていきます。
村の外には巨大な牧草地と畑が広がり、村の後ろには青々とした山が広がっていました。
各家にはテレビと車があり、家族一人一人が携帯電話を持っているという感じでした。
伝統的な様式の生活をしつつも、伝統的な生活の中で得られたチーズやバターなどを街で売ることや、観光地での労働力として街で働くことによって貨幣を得ています。
そのお金でテレビ を買ったり、車を買ったりといった感じなのでしょう。
僕はラオスでの経験から「貨幣経済が入ってくることで伝統的な暮らしが脅かされて、元々その土地にいた人々はグローバル経済に取り込まれて搾取されていくのだ」という考えを持っていたのですが、今回僕の出会った人々は、伝統的な暮らしを守りつつも、新しい貨幣経済に巻き込まれつつある暮らしに、伝統を守りつつも上手く適応しつつあるように見えました。
もちろんそれはシャングリラという有名な観光地があってのことだと思いますし、今の形が出来るまで何十年とかかったのだろうとも考えられます。
まだ体験が生々しく、うまく言葉にすることは出来ませんが、伝統的な暮らしと貨幣経済の入り交じった価値観の混乱した感じが伝わって来たような感じがしました。
今現在もラオスのビデオの編集をしているのですが、そんなチベット体験が、ラオスのビデオをまた違ったものに変えざるを得なくなるような気がしています。(もちろん、それでまた発売が延びることは絶対に避けたいのですが;)
新しいスタッフの紹介も含め、続報をお待ちください☆
http://greendrop.jp
